購入したアプリを別のApple IDで再購入する(Final Cut Pro編)

はじめに、
購入したアプリを別のApple IDへ移すことではない。
それはできないらしい。

App Storeで再購入する場合にはアプリを削除しなければならないが、意外と大変だったという話。

顛末はこう。

・macOS Ventura 13.X と Final Cut Pro 10.6.Xを使用していた
・Final Cut Proは普段使いとは異なるApple IDでインストールしたもの
そのApple IDにはアクセスができなくなっていた
・macOS Sonoma 14.Xへアップデートしたところ、Final Cut Proをバージョンアップしないと使えないと言われてしまった

Final Cut Proが使えなくなり詰んだ。

今回、再購入するのは納得していたのだがすぐにはできなかった。

まず、App Storeでは「アップデート」となるため、購入ではなくアップデートしかできない。

※このスクショは10.6.Xのものではない。

まずは、「アプリケーション」ディレクトリで、Final Cut Pro.appを削除し、ゴミ箱を空にした。
これだけでは、App Storeでは変わらずに購入に至らない。

参考ページをみながら、「ライブラリ」のなか等の関連データを削除した。
実際には、外付けディスクなどに一旦移動した形で、最悪もとに戻せるようにと。

参考ページ)
https://www.drbuho.com/jp/how-to/uninstall-apps-mac
https://www.kissaten-no-heya.com/final-cut-pro-x/

中には、存在しないディレクトリやファイルがあったが、

~/Library/Application Support/Final Cut Pro
~/Library/Application Support/CrashReporter
~/Library/Preferences/com.apple.FinalCut.LSSharedFileList.plist
~/Library/Preferences/com.apple.FinalCut.plist
~/Library/Preferences/com.apple.FinalCut.UserDestinations.plist
~/Library/Caches/com.apple.FinalCut
結果的には下記を削除した。
ちなみに、~/ライブラリ はFinderファインダーから見えない。
Finder メニューの[移動]から「フォルダへ移動」で ~/ライブラリ と打つと行ける・
これで、App Storeでの表示が「アップデート」から価格に変わり、再購入できるようになった。