Officeのライセンス認証で思ったバージョンでの認証に苦労した

タイトルだけだと何のことやらだが、Office 2019のサポート終了間近のため、2019をアンインストールして2024をインストールした。ところが、2024をライセンス認証させようとしているのに、「2019を認証させるんでしょ」と古いバージョンの認証をさせられそうになる。これに困ったのだ。

2019アンインストール後にPC再起動はしている。なんならshift+シャットダウンをしている。

再起動後に2024をインストールして、最初にエクセルを立ち上げると、

※スクリーンショットを取り忘れてしまい、2024の画像を使って数字の部分を雑に加工しています。

Office 2019のライセンス認証画面になってしまう。

このまま「同意する」を押すとどうなるのかは、とても怖くて試せなかった。せっかく用意したOffice 2024が2019としてしか機能しなかったら悲しい。

実は過去にもこの症状に出会いとても困ったのだが、そのときは幸いOffice Personal 2019からOffice 2024のインストールだったため、差分であるPowerPointを起動させると2024の認証になってくれて回避できたのだ。

今回は、Home and Business 2019からの移行でありこの技が使えなかった。

2019のライセンス情報がなんらか残っているようだ。アプリケーションのアンインストールでは消えなかったなにかの情報を削除するしかないのか。

コマンドプロンプトで。

64bit版の場合、

C:¥Program Files¥Microsoft Office¥Office16
へ行き、

cscript ospp.vbs /dstatus

これでインストールされているOfficeの一覧を表示させる。

プロダクトキーの下5桁だけ確認することが可能。

そして、

cscript ospp.vbs /unpkey:下5桁

でプロダクトキーを削除する。

<Product key uninstall successful>

と表示された。

この後、再度Office製品(エクセル)を起動すると、期待通り2024のライセンス認証画面になった。

こころおきなく「同意する」をクリックする。

おしまい。