エックスサーバーでDKIMとDMARKを設定する
Googleの「メール送信者のガイドライン」によると、2024 年 2 月以降Gmailのメール受信の判定が厳しくなる可能性がある。
https://support.google.com/a/answer/81126?hl=ja
今でもときどき「Gmailへメールが届かない」ということがあるが、更に顕著になるかもしれない。
Gmail他サービスへのメール到達性を向上させるため、レンタルサーバーXserverの設定を変更してみた。
昔のエックスサーバーでは、SPFは手動でDNSレコードを追加しなければならなかったが、 現在は標準で対応している。
今回はDKIMとDMARCを設定してみた。
SPF、DKIM、DMARCともに、設定をすればDNSレコードに記述が追加されるというもの。
以下は設定後のDNSレコード。(ドメイン、IPアドレス、初期ドメイン名、メールアドレスなどは隠蔽)
![](https://s-pro4.com/wp-content/uploads/2024/02/892f8f03a35b2a7edfb5283c5c320ea7-583x1024.jpg)
DNSレコードに追加された内容は下記のような感じ。
独自ドメイン名は 例:examples.com
■SPF設定
ホスト名:examples.com
種別:TXT
内容:v=spf1 +a:初期ドメイン名 +a:examples.com +mx include:spf.sender.xserver.jp ~all
■DKIM設定
ホスト名:default._domainkey.examples.com
種別:TXT
内容:v=DKIM1; k=rsa; p=公開鍵
ホスト名:default._domainkey.examples.com
種別:TXT
内容:dkim=unknown
■DMARC設定
ホスト名:_dmarc.examples.com
種別:TXT
内容:v=DMARC1; p=none; rua=mailto:[レポート送信先メールアドレス];
DKIMとDMARCともに管理画面内にGUIが用意されていて、DNSレコードを直接触る必要はない。
![](https://s-pro4.com/wp-content/uploads/2024/02/9892e521c5422fc578f53a1e3feea36d.jpg)
![](https://s-pro4.com/wp-content/uploads/2024/02/c14a6292ccb66b8f7d7f4e83aee4b93b.jpg)
![](https://s-pro4.com/wp-content/uploads/2024/02/2648852468e4163125c51f73db4cf1bc.jpg)
DMARCはとりあえず「何もしない」にしておいた。