WordPressのコマンドラインインターフェースWP-CLIを使ってみる
以前から触ってみようと思って手をつけていなかったWP-CLIにふれてみた。
私がよく使うエックスサーバとさくらサーバでは標準で使えるようだ。
管理画面のGUIでできることが結構コマンドでもできることがわかった。
WordPress本体に関わること、プラグインに関わること、ユーザに関わることなど。
今回は、管理画面へログインができないことへの対応で、管理ユーザを作ってみた。
(結果的にはログインができないのは、ユーザの問題でもパスワードの問題でもなかった)
■管理ユーザの追加
wp user create ユーザ名 メールアドレス –role=administrator
実行すると、ユーザ番号と、自動生成されたランダムパスワードが表示される。
Success: Created user 5.
Password: パスワード
もちろん、編集者などの追加も可能。
他にもWordPress本体関係、DB関係の操作を実行してみた。
■コアバージョンの表示
wp core version
■コアアップデートがあるかどうかのチェック
wp core check-update
■コアアップデート
wp core update
■データベースチェック
wp db check
■データべースアップデート
wp core update-db
Success: WordPress database already at latest db version 55853.
今回はプラグイン関係の操作はやらなかったが、プラグインの影響で管理画面ログインができないとすれば、コマンドでプラグインの無効/有効などは使えるかも。
■プラグイン有効化
wp plugin activate プラグイン名
例)
wp plugin activate contact-form-7
■プラグイン無効化
wp plugin deactivate プラグイン名
■プラグイン削除(無効化した後)
wp plugin delete プラグイン名
他にキャッシュクリアも便利そう。
■キャッシュクリア
wp cache flush